給湯室deたこやき タイトル
No.5

愛依「さってと、お3時だ!今日は研修センタのほうに行ってみようかな。ミミちゃんがいるかもしれないし…。」
美園「あらっ、愛依じゃない。どうしたの?こんなところに来て。補習だっけ?」
愛依「あ。後ろから登場しましたね…って、今日は補習じゃないわよ。お茶のみ休憩。」
美園「そうよね。今日は補習の予定なんて入ってなかったはずだし。ちょうど私も休み時間だから、リフレッシュルームでも行く?」
愛依「あ、ミミちゃん講習会やってたんだ。今日はなにやってるの?」
美園「簿記入門。愛依が一回、補習受けたやつよ。」
愛依「あちゃ〜。あの、苦い思い出のある講習かぁ…!!」
美園「はい。自販機のコイン。お客さま用だけど、特別に一枚あげる。なに飲む?」
愛依「ラッキ〜〜〜。じゃぁ、ココア!!」
美園「おっ、ナイスセレクト。それ、今年の売れ筋よ。私は…ダージリンティにしよう。」
愛依「そか。ミミちゃんコーヒーだめな人だったっけ。」
美園「舌がおこちゃまなのです。」
愛依「何をおっしゃいますか。ビールけっこう飲めるのに。」
美園「ビールは焼き鳥のおかずよ。」
愛依「出ました。クシハチの焼き鳥。何か新作出た?」
美園「出た出た!!えーとねー、ド…ドネル? 」
愛依「ドネル?…あー!!シシカバブみたいな。」
美園「そうそう!!トルコかどこかの。」
愛依「あの、ほら!肉がモサっと刺さってて、刀みたいなヤツで削って…」
美園「それそれ!!その串が今月の新作。」
愛依「おお。それはぜひ食べてみたい。」
美園「じゃぁ明日行こうか。講習会のメンバーも一緒だけど。」
愛依「行く行く!!誰いるの?講習会。」
美園「新人の男の子が3人いるよ。」
愛依「おおおおお。」
美園「あと、ツジキョン。」
愛依「ってことは、3対3!?いいねいいね。合コンみたいで。」
美園「だめよ。こないだみたいにハンバーグ3皿も食べちゃ。」
愛依「だめですか…。」
美園「あっ。すごく寂しそう。いいわよ!食べても…。」

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