「どっきんロリポップ」とは、講談社の少年マガジンで昭和60年頃連載されていたまんがです。
主人公の石川智子ちゃんは、出雲の神々に不思議な力を授けられた女の子。 不思議な力とは、テレポーテーションなのですが、なぜか服をその場に残して移動。つまり「裸に」なってしまうのです。
　当時高校生だった私には、このほんの少しHな設定と、古代の日本神話とのリンクという漫画がたまらなくおもしろく、 私にしては珍しく「全巻初版で」そろえました。
　私の仲間内では「石川智子ファンクラブ」ができたほど(私だけのブームではなかったのです)。
　この漫画は、今思うと結構、私の作品に多くの影響を与えているような気がします。

　作者の井沢まさみさんとは、2002年になってANSoft掲示板を通して直接知り合いになり、それ以来仲良くしていただいています。
　偶然同時期、17年ぶりの復刊が実現しました。ところがそれもすぐに絶版となり、多くのファンの間ではオークションなどで高値の取引がされるほどの人気再燃。
　それが満を持し、ついに2015年、13年ぶり2度目の復刊を果たすことになりました。いい作品はいつまでも残されるんですね!!

おまけ4コマ漫画「智子と琴絵」 特別提供：井沢まさみ(1998年作品)